市花コスモス周知企画サポート

勤務地の街の市の花コスモスの周知プログラムについて企画進行と広報支援に携わりました。

元々はコスモスの観光名所を作る企画

政治的な諸々を経緯に観光協会へ市から依頼が来て数年、観光地と言える畑は作れなかった事から、企画路線を変更し協力した案件です。
畑を作れない原因としては知識を持つ者が無いだけではなく
①最初に指定された空き地は埋め立て地で畑の要素が無い。
②種撒きの時期が7月後半で酷暑のためボランティア人員が集まらない
③畑に散水する必要があるが、夏は渇水する地域で水撒きも遠慮がち。
④助成金はあるが参加者に飲料水であっても飲食物を提供できない条件がある。
⑤雑草の手入れも人員が必要
すでに適材組織から見捨てられており、引き取ったと言う経緯です。
2023年は観光協会の役職が変わり、その結果、撒き時期をスルーしてしまい、種さえも手に入らななくなり、助成金を返納したいと市に願ったにも叶わず、電照栽培で育てる事になりました。

コスモスを12月に咲かせるプロジェクト

コスモスに着手したのが9月、咲き時期は10月後半。普通に栽培しても芽がでる可能性も低いだけでなく、コスモスの特性として夜間の長さで開花時期を知るため、時期を逃せば開花する事はありません。そこで電照栽培により夜の時間を調整して開花時期を真冬に変更する試みが行われました。
新しく役員となった農家さんのビニールハウスで育成されています。

12月に咲いたコスモス

12月に10年ぶりの寒波『枯れるかも…』

年明け配布の予定でしたが、寒さに枯れそうとの報告を受け、少しでも配ろうと言う事になりました。駅中の協会店舗で無料配布を始めています。

悩んだ末、女性向けに『幸せを呼ぶコスモス』と命名

『特別』でなければ価値はないとばかりに「開運」「奇跡」「冬の開花」などをキーワードに、デザインは当初の目的『花の周知活動』に沿った画像に決定しました。

下図はイメージ生成の経緯

波乱ずくしの企画でしたが、意外と高評価です。

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