Officeの無いパソコンを使い倒す無料ソフトインスト紹介の続きです。
前回はメールソフト「Thunderbird」のインストール、今回は古いOutlook2000から連絡帳をWin10へ移植する手順です。サブフォルダやグループ化についても書いています。
Outlookならどのバージョンも手順は似通っているのですが操作画面や名称が異なりますので、参考にしながら挑戦してみてください。
古いOutlookから連絡帳の抽出(Windows XP)
【注意点】古いOutlookはサブフォルダ内のアドレスが出力されませんので、一度「メインユーザーの連絡先」へアドレスをすべて移してください。(Thunderbirdではドラッグ&ドロップでリスト化できますので、思ったより復元作業は楽)
▼「ファイル」から「エクスポート」→「アドレス帳」を選択
▼「テキストファイル」を選択して「エクスポート」
▼適当なタイトルを付けて保存
Thunderbird操作
ツールバーの「アドレス帳」を選択。アドレス帳のツールバーから「ツール」→「インポート」を選択。
▼「設定とデータのインポート」から「アドレス帳」を選択。
▼「テキストファイル」を選択
▼保存したファイルを指定
【必須!】行のすり合わせを行います。
▼旧データの項目名を確認
Thunderbirdのフィールドに、旧データのフィールドが一致するよう右の「上へ」「下へ」で調整します。
>インポート!
▼インポートされました。
▼旧アドレス帳データのファイル名の変更できます。
右クリックでプロパティを選択
▼名前を書き替えるだけ。
終了。
サブフォルダ再生
▼アドレス帳のツールバーから「新規作成」→「アドレス帳」を選択
▼フォルダ名を付けて「OK」したら、ドラッグ&ドロップで放り込むだけです。
グループ化
「リスト」になります。
リスト化したいアドレス帳名を右クリック→新しいリストを選択。
▼フォルダ名をつけたら「OK」
あとは移植したアドレス帳からドラッグ&ドロップで仕分けフォルダに放り込むだけです。
リスト・アドレス帳の使い方
▼新規メールを開き左帯(出現しない場合はF9をタップ)より選択。
次回はメールの振り分け方法について書きます。
▼https://ruri-tec.com/archives/1086