FacebookとFacebookページの違いについて

最初に理解しておくべき2種類のFacebookについて

Facebookページ(Business Facebook Page)と個人用Facebookプロフィール(Personal Facebook Profile)は、異なる目的と機能を持っています。以下にそれぞれの特徴と違いを詳しく説明します。

目的と用途の違い

  • 個人用Facebook
    • 目的: 個人の交流とプライベートなコミュニケーションを目的としています
    • 用途: 友人や家族とつながるため、個人的な投稿、写真の共有、近況報告などを行います。
  • Facebookページ
    • 目的: 企業、ブランド、団体、公共人物などがファンや顧客とつながり、情報を発信することを目的としています。
    • 用途: 製品やサービスのプロモーション、顧客との交流、イベントの告知、広告キャンペーンなどに利用されます。

管理者と運営の違い

  • 個人用Facebook:
    • 管理者: 個人ユーザー本人。
    • 運営: 自分自身が直接管理し、投稿や友達リクエストの承認を行います。
  • Facebookページ:
    • 管理者: 複数の管理者や役割を持つユーザー(責任者・社員・外注業者など)
    • 運営: 複数の人が管理でき、ページの運営やコンテンツの投稿を分担できます。

閲覧者との関係構築

  • 個人用Facebook:
    • フレンド: 双方向の承認が必要です。友達リクエストを送信し、相手が承認すると友達関係が成立します。
    • フォロワー: プロフィールを公開設定にしている場合、フォロワーもつけることができますが、基本は友達との交流がメインです。
    • 閲覧者: 承認された友人のみ。
  • Facebookページ:
    • フォロワー: 一方向のフォローモデルです。ユーザーが「いいね!」または「フォロー」をクリックすることで、ページの更新を受け取ります。
    • フレンド機能はなし: フレンドリストは存在しません。
    • 閲覧者: 公開されている全てのユーザー(facebook非登録者を含む)。

プライバシー設定

  • 個人用Facebookプロフィール:
    • プライバシー設定: 投稿ごとに公開範囲(友達のみ、特定の友達、公開など)を細かく設定できます。
  • Facebookページ:
    • プライバシー設定: 基本的に公開されています。全ての投稿はフォロワーおよび一般ユーザーに公開されます。

機能とツール

  • 個人用Facebookプロフィール:
    • 機能: ストーリーズ、写真や動画の共有、イベントの作成、近況報告など。
    • ツール: 基本的な交流ツールが中心です。
  • Facebookページ:
    • 機能: インサイト(分析ツール)、広告ツール、ショップ機能、イベント管理、レビュー機能など。
    • ツール: ビジネス運営に役立つ高度なツールが豊富に揃っています。

広告とプロモーション

  • 個人用Facebookプロフィール:
    • 広告: 個人プロフィールから直接広告を出すことはできません。
  • Facebookページ:
    • 広告: Facebook広告を使って、ターゲットユーザーに向けた広告キャンペーンを実施できます。

おまけ

facebookページの作り方2024

個人のプロフィールの右上から「ページ」を選択し

▼『新しいページを作成』をクリックし、あとはフォームに従って生成してください。

サイトの埋め込み

サイト内にfacebookを埋め込みができるのは「Facebookページ」だけです。

埋め込みコードの取得方法

Facebook for Developersにアクセスし、「ページプラグイン」を選択します。
URLを入力して「コードを取得」を」クリックすると、埋め込み用のコードが出力されます。

クセのある埋め込みコードの対応策はこちら

数年前から、PCブラウザで問題になっています。スマホでは問題がないのですが、気になる人は下記URLの情報をご活用ください。