異世界(よそもの)ライフで『自分をどう活かして行くのか?』
得意なのはPHPプログラミング、しかしどう活かす?

移住者と言えば『デジタルクリエイター』や『SNSマーケター』が多い気がします(実際多い)。クリエイターを名乗るなら誰もが認めるクオリティでなければなりませんし、SNSマーケターなら短期でコンバージョン(成果)を上げなければ職能とは言えない。しかしプロボノ活動なら高い目標を設置しなくても大丈夫です。私はこのプロボノで公的機関の企画に参加し、スタッフのお悩みに対しプログラミングで応え、今は過去の実績として語ることができています。(実績例は最下部に記載)
地方で『血縁なし』は『馬の骨』
地方は、血のつながりが、土地の歴史と深く根付いており、働く上でも地域に血脈を持つ人々が優先的に選ばれるなどは、当然と考えるところです。そのような地方で移住者は、ゼロから信頼や知名度を積み上げて行く努力は必須です。
キューピー創業者に学ぶ
キユーピーの創業者・中島董一郎氏は、日本にまだ馴染みのなかったマヨネーズを広める際、高級なカニ缶と組み合わせて試食を提供しました。見向きもしてもらえないマヨネースもカニを食べられるとなれば、口に入れてくれたのです。そうしてマヨネーズの美味しさは伝わり、今やどの家庭にも常備されるに至りました。このアプローチは、地域で新しく活動を始める際にも参考になります。
プロボノ活動がおすすめ
もし、デジタル技術を強みとするなら、それを「地域の役に立つ形」で実践する、プロボノ活動がおすすめです。
プロボノとは、専門的なスキルを活かして無償で地域に貢献する活動のことです。例えば、地元のお店のウェブサイトを作成したり、地域イベントの広報を手伝ったりすることで、自分がプロである事を知ってもらうことができます。こうして血脈に変わる信頼を構築することができれば、商売にもつながるでしょう。
新しい環境で自分の力を発揮するには、「できること」をただ伝えるのではなく、「実際に役立ててもらう」ことが大切。中島董一郎氏がマヨネーズよりも高価なカニ缶を試食品として、身を切り刻む営業をしたように、自分のスキルを地域のために活かすことで、自然とつながりが生まれ、活躍の場も広がっていくでしょう。
過去の実績とは
PHPプログラミングのプロボノ実績
・サイクルトレインのモニター応募フォーム
一般応募用フォームの作成。実行部は5拠点の窓口からの電話予約を、完売管理するのは不可能と悩んでおり、当サイトのデータベースを使い、ログイン機能も設置して、セルフ登録制でリアルタイム管理を実現し、喜ばれた、と言うよりは驚かれました。
・観光協会の会員紹介ページ
店舗紹介ページの設置を入会特典としているものの着手できていないことが露見。すでに140件を超え入会しており放置されていたため、この作業を預かり、名簿エクセルをデータベースに移植して一気に140件分のページを生成。また追加できるようブラウザ入力フォームとログイン機能を付け、マニュアルまで作成して寄贈。
グラフィックデザイナーのプロボノ実績
・桜ウォークマップ
予算の使い過ぎで、桜企画のガイドマップ製作ができないと悩んでいた観光協会より相談を受けて作成。毎年の更新にも協力中。
・イベントチラシ&ポスター
観光協会が任せていた地元の印刷会社がコロナ禍を受けて倒産し、イベント関係の印刷物をプロボノで引き受けました。
WEBクリエイターのプロボノ実績
・観光協会HPデザイン
観光協会のサイト担当が退職し、1年以上放置されたホームページの改装を申し出て、SNSをトップにおいたサイトに変更。
・観光協会WEBサーバー管理
観光協会のサイトの異常からサーバー管理が長年されていないことに気づき、サーバーを任せていた外注業者を解約させ、お世話を継続中。
・県議活動報告サイト
県議とは、勤める会社の社長の息子さんで、当初はFC2の無料サーバーでサイトを作成していましたが、風俗系の広告が多く貼られるため、見るに見かねて、当サーバーで新しく開設しました。