低周波治療器で腹筋を鍛える?②

「低周波治療器で筋肉を鍛える」2項目

前項では、筋肉を鍛える運動の代替えにはならないと言う結論をお伝えしました。しかし、全く使わない筋肉のケアと言う意味では一定の効果があることがわかりました。そこで本項では腹筋への使い方を書いています。

電極パッドの貼り方

  1. 直筋(Rectus Abdominis)
    • 主要な腹筋であり、シックスパックの見た目を形成する部分です。
    • 電極パッドを2つ使う場合:
      • 1つをへその少し上に配置します。
      • もう1つをへその少し下に配置します。
    • 電極パッドを4つ使う場合:
      • 上部の2つのパッドをへその少し上の左右に配置します。
      • 下部の2つのパッドをへその少し下の左右に配置します。
  2. 外腹斜筋(External Obliques)
    • 腹部の側面に位置し、腰回りの筋肉です。
    • 電極パッドを2つ使う場合:
      • それぞれを腰の横、ウエストの少し上に配置します。

貼る際の注意点

  1. 清潔な肌
    • パッドを貼る前に、肌を清潔にして乾かしておきます。これにより、電極パッドがしっかりと密着し、効果的な刺激が得られます。
  2. 適切な配置
    • 電極パッドが筋肉の中心部に来るように配置します。これにより、筋肉全体が均等に刺激されます。
  3. 適切な強度
    • 適切な電流強度を設定します。最初は低い強度から始め、徐々に自分にとって快適なレベルまで調整します。過度な強度は筋肉や皮膚に負担をかける可能性があります。
  4. 使用時間
    • 使用時間は20分程度が一般的ですが、製品の取扱説明書に従ってください。過度な使用は避けましょう。

あくまで血行促進

微弱な電気で筋肉は動いていますが『鍛える』と言うほどの効果はありません、しかし全く使わない筋肉は「ぎっくり腰」を引き起こしたり、座る姿勢が長い人は、腰痛や股関節痛の原因を作ることもあり、常にケアをしておくことをお勧めします。
動かずにケアできる低周波治療器は便利ですね。