データイネーブルメントとは
データを活用してビジネスと生み出す「データイネーブルメント」はDX化のひとつです。わかり易く言うと正しいデータをストックし必要な人が、必要な時に使えるようにする事。
メリットは社員同士の摩擦軽減
移動の際に新旧の継承は「マナー」であり「常識」だと考えている経営者は多いでしょう。しかし人同士(特に日本人特性)として、挨拶とは上下関係の明確化であり、特に年功が逆転している上下関係の環境では気を遣う必要があります。人の感情を制御する事は、痛みを制御するのと同義と言えるほど難しいもの。
他にも近年増えてきた自由な発想の社員は『肩書より、能力』『地位のある人物より、自身に利益がある人物』と自己都合で上に置く人物を使い分けるようで、これもまた摩擦の原因となります。
名刺を社内でオープンソースに
人事異動が多い部署では、外部とのスムーズな連携に名刺情報が欠かせませんね。上記に書いた摩擦があると大事な情報も共有できず、不具合発生も考えられます。最近は名刺を社内共有できるアプリなどが出回っていますが、まさにデータのオープンソース化です。異動時は引き継ぎ書よりも作業報告書を社内サーバーなどで共有し、顧客名や企画名で検索できるようにしておくと担当を疑似体験できるほどの効果があります。
DX化は膨大な経費がかかる?
いえいえ、DX化はパソコンと社内ネットワークさえあれば経費は「ゼロ」。必要なのは人材と少しの勉強です。他のセミナーで書きましたが、こう言った人材は「従順」「謙遜」「容姿」「年齢」「色気」で採用している会社では発掘できませんので、まずは経営者が賢くなる事です。
DX化は将来への投資
情報は蓄積していると膨大になって行きます。活かすためには保管時より仕分け、検索キーなど設置し保管先も先で「整理」と言う無駄が生じないよう計画と周知は必須です。記憶力があり情報処理能力の高い人材の登用を。
データ「抽出」「視覚化」をさらに進化へ
データの保管は将来への投資です。集めたデータは統計や経過など可視化することで未来予測を可能にします。さらにデータを社内オープンソースとする事で新たな提案が社内からもたらされる可能性をも期待できます。もちろん漏洩にも注意しなければなりませんね、そのためには社秘層を設けた保管の方法を構築しなければなりません、パスワードなどはもちろんですが「社内規則」で解決しましょう、何故なら紙の報告書も漏洩しますかから、規則と罰則でコントロールを。
データイネーブルメントで新しい時代へ。