驚愕!スイスで『脳細胞CPU』公開。自我は目覚めるのか?


脳組織(脳オルガノイド)をCPUとして組み込んだ「Neuroplatform ニューロプラットフォーム(FinalSparknalSpark社)」が公開されました。シリコンCPUを凌駕する生体CPUを使った開発を誰だも利用する事が可能になりました。

気になる『脳細胞』の出どころは?

『幹細胞』と発表がある事から、誘導多能性幹細胞(iPS細胞)から作成されたと推測できます。iPS細胞は、皮膚細胞などから再プログラムされた幹細胞で、倫理的な問題を回避しつつヒトの細胞を使用できます。

意識は形成されるのか?

アベプラの番組で、人口脳の意識について、脳科学者の茂木氏、生体科学者の坂口氏が語られています。

意識は、記憶、外部刺激、学習などをつかさどる脳が総合でシンクロして初めてもたらされるものであり、もし自我確立を目的として人口脳を作るとしても現在の科学では困難との事。

人の脳でしょ?気持ち悪い。

実はスマートフォンやテレビ、照明など、私たちの生活に欠かせない製品に広く採用されている有機EL(有機発光ダイオード)の技術も、かつては意外な生物実験からスタートしました。最初の研究では、カタツムリの粘液が使われたのです。こうした革新的な技術はやがて改良され、石油や合成材料を用いて大量生産されるようになります。

今後、驚異的な成長を遂げる

有機ELのように脳細胞を使ったコンピューター技術も、同様に驚異的な成長を遂げることでしょう。この技術が進化すれば、人工知能(AI)システムも情報処理の効率性と人間のような柔軟性を持つようになるかもしれません。さらには、医療診断や介護の支援システムとしても大きな可能性を秘めています。そして、私たちの日常生活に欠かせない技術として広く浸透していくのです。脳細胞コンピューターも、その未来への道を着実に歩み始めています。今後、この技術がどのように私たちの社会を変革していくのか、目が離せません。

▼脳コンピューターのプラットフォーム

Neuroplatform - FinalSpark